高齢期になってから住まいの大リフォームをするのは、精神的にも経済的にも大変です。 加齢によって新しい環境への適応能力も低下します。

 ですから住まいを建てる際には、身体機能が低下した高齢者でも、安全にかつスムーズに日常生活が送られる、「障壁(バリア)のない(フリー)」設計をすべきです。

 若く健康な人でも一時的なケガや病気の時、ちょっとしたバリアをわずらわしく感じると思います。住まいをバリアフリー化すれば、高齢者や乳幼児、妊婦はもちろん、家族全員が安心して住まうことができます。

高齢者の身体・行動の主な特徴
歩幅が小さくすり足になるため、ちょっとした障害物にもつまずきやすい。
立ったり座ったりの動作が困難。
関節が弱くなって、モノの上げ下ろしや、低い姿勢での作業が困難。
高い音が聞き取りにくくなる。
平衡感覚が低下するため、ふらつきやすく転倒しやすい。
暗いところが見えない、明るいところで眩しさを感じる。
体温調節ができにくい。
ケガ等の回復力の低下

加齢による身体機能低下を考慮した上での「事故防止」と 「移動のし推奨レベルでは「介護しやすさ」にも配慮します。

 65歳以上では、道路での事故者よりも家庭内事故死者数のほうが多いことご存じですか、

 ですから住宅内の事故防止対策は当然のこと、高齢になっても自立した生活を送れるような配慮設計が必要です。

  • 基本は 移動の障害となる物(段差など)をなくす。
  • 広さにゆとりを持つ。
  • 断熱性を高め住宅内の温度差をなくす。
  • 断熱性を高め住宅内の温度差をなくす。
  • 間取りの面では、居室から、トイレ、浴室、食事室までの距離を短く、単純化することが必要です。

 住みやすさには個人差があります。基本的なバリアフリーを押さえた上で、それぞれに住みやすい住まいにすることを心掛けましょう。