神河町の山村留学―1

山村留学とは

 山村留学の歴史は、昭和51年、長野県八坂村で現公益財団法人「育てる会」によって始められました。都市の子どもが親元を離れて農山漁村のまちに転入し、その地域の学校に通い、専任指導員とともに様々な自然体験・労働体験をする制度です。

運営体制

(1)経費等(平成31年度~)
長期留学生の負担経費内訳(1人当たり)
生活指導員 660,000円(60,000円×11ヶ月)
施設使用料 110,000円(10,000円×11ヶ月)
事務管理費  84,000円(7,000円×12ヶ月)
  • センター宿泊生活費、農家宿泊生活費、生活活動指導費、山村留学傷害保険料、一般活動費など
  • その他に学校関係経費 約100,000円/年、学校給食費 3,850円/月、学級費等が、別途必要
(2)職員体制
① 公益財団法人 育てる会 関係職員
主任指導員 1名(常勤 … 男性)
指導員 1名(常勤 … 女性)
常務理事 1名(非常勤・企画調整)
  • 山村留学における事業の計画及び運営・生活指導は、公益財団法人育てる会に委託
  • ② 神河町関係職員
    学園長 1名
    所 長 1名
    事務総括 1名(常勤)
    事務補助 1名(常勤)
    調理員 1名(常勤)
    施設管理 1名(常勤)
  • 繁忙期には、調理補助員として数名を臨時雇用しています
  • ◇公益財団法人「育てる会」について
     公益財団法人 育てる会は、自然体験教育および都市と農山漁村の交流を通した青少年のための活動を実施している、文部科学省所管の公益法人です。1968年に、自然体験と生活体験に根ざした青少年教育活動を行なうことを目的として、教員・父母・社会教育関係者らによって設立されました。 特定の政治団体や宗教とは一切関係ありません。1976年に、長野県内においてわが国で初めて山村留学制度を創設した団体として知られています。 【 参考リンク: 公益財団法人 育てる会
    (3)地域との連携・協力
    1. 長期 の「受け入れ農家(里親)」への協力
      毎月、10日間(連続)が基本
    2. 田・畑の借用(子どもたちが自分で野菜等の世話をする活動)
    3. 各種活動の指導・活動協力(茶摘み、田植え、柏餅作り、草履作り等の講師)
    4. その他、センターの職員や子どもたちとの相互協力

      以上の行政・地域住民・指導機関が各々責任を明確にしながら連携を図り、長期的な展望のもとに事業運営を行います。


    • 拠点施設(地域交流センター)を中心に、周辺地域及び町内全域への事業展開
    • 地域住民のライフスタイルや人材、アイデアを活用した体験活動の展開
    • 子どもから高齢者まで互いに学びあい、継続参加を促すような生涯学習活動の展開
    • レジャー的、かつイベント的な体験活動を排除した、ありのままの自然を活かした活動の展開
    • 都市部住民のみならず、地元住民も対象とした活動展開
    • 「心」の交流から「情報と物(地域産物)」へと拡大連鎖的な交流活動の展開
    • 地域の豊かで魅力ある自然資源や、人的資源の発掘と育成
    • さまざまな媒体を利用した情報発信事業の展開
    • 山村留学事業に関わる指導者やリーダー等の発掘と育成

    地域交流センターの設置

    神河町は、平成17年11月7日に旧神崎町と旧大河内町が合併し、誕生した町です。
      兵庫県のほぼ中央部に位置する人口12,500人余りの町で、総面積202.23k㎡の内、約88%を山林が占めています。 基幹産業であった農林業が衰退する中、阪神地域を主とした都市農村交流事業により地域の活性化に取り組んでいます。
      また、旧神崎町の最北端に位置する「旧越知谷第二小学校区」である新田・作畑地区は、町の中心部から約16㎞の地点にある集落で、美しい自然環境に恵まれていますが、昭和50年代以降に、若者の都会への流出や、少子化による高齢化・過疎化のため、児童減少が著しくなり、地区の活気が失われつつあります。
      このような状況の中で、就学児童確保と学校存続を目的として、地域主導により平成4年度から山村留学制度に取り組んできました。
      しかし、平成15年度に隣接校である越知谷第一小学校が改築整備された際に、第二小学校区の保護者の「勉強するなら、より多くの子どもたちと一緒にさせてやりたい。」との強い要望が、最終的に地域と町を動かし、平成17年4月1日両校を統合し、「越知谷小学校」として再出発したことにより、旧越知谷第二小学校は57年の歴史を閉じ、閉校しました。
      また、旧越知谷第二小学校で13年間継続実施してきた、里親方式による山村留学制度は、留学生自身や地元の児童への教育的効果が大きいこと、地域活性化に多大の効果があることから、重要な教育プログラムであると認識し、町の重要施策の一つとして、越知谷小学校に拡大し実施することとしました。
      そこで、地区内の象徴的存在である旧越知谷第二小学校の校舎を宿泊可能な教育研究施設に改修し、「神河町地域交流センター」を設置・運営を始めました。次代を担う青少年を育成することを基本理念とし、現存する自然・文化を教材とした活動を通して、都市部住民のみならず、神河町民も積極的に加わり、共に学びあうことによって、地域間交流を推し進め、地域活性化をねらいとしています。

      <主な役割>
       ○センター・里親混合方式による長期山村留学生の受け入れ
    ○山村留学制度や僻地教育を研究する学生等の受け入れ           など

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