もっと自由に、もっと開放的に 進化するシステムキッチン
システムキッチンは以前までの単なる調理をする場から、空間を快適に演出する大切な要素のひとつへと変化し、 それにともない製品のあり方機能も進化しています。そんなシステムキッチンの「今」をご紹介します。

普段からよく耳にするシステムキッチンだけど、そもそもシステムキッチンってどんなもの?


システムキッチンとは、
コンロ、流し台、調理台、収納を一体化した、天板が1枚で継ぎ目のないキッチンのことです。水や油をこぼしても隙間に落ちないので、後片付けもラクラク。デザイン性と機能性を兼ね備えた合理的なキッチンです。


画像:panasonic
 システムキッチンといっても種類が豊富にあり、スタイリッシュなデザインのものや機能が充実したもの様々です。最近では、空間に合わせたキッチンプランが数多くあり、扉の色や素材のバリエーションも豊富です。またコンロや水栓金具、収納設備やキャビネットなどのいろいろな部材を、お住まいの間口や必要寸法に合わせて細かく選ぶことができるので自分にぴったりのシステムキッチンが見つかるはずです

配置を決めるときに大切な「ワークトライアングル」

 キッチンは、家事の中でも最も長い時間を費やす場所。だから効率よく料理をしたいものです。作業を効率よくするには、シンク・冷蔵庫・コンロの配置がポイント。キッチン中で3つを線で結んだときの三角形。これを「ワークトライアングル」といいます。この三角形の1辺が長すぎると無駄な動きが増え、短すぎたりすると収納や作業のスペースが狭く使いづらくなります。一般的には一辺の長さが2〜3歩、3辺の合計は3.6〜6mが理想とされています。


 色にはさまざまな効果があります。色の心理的な効果を考えながら、カラーコーディネートするのはいかがでしょうか。
<参考:色の効果>

 アドレナリンの分泌を促進し、気分が落ち込んでいる時には、元気がでます。

  血圧や体温を下げる作用や集中力をアップさせる効果があります。
黄色
 胃腸の働きを活性化。排便を促す効果もあります。不安や孤独感を感じさせないので、子どもの情操に役立ちます。