イーナハウスは構造材は適材適所を考えて使用します。

 ですから、無意味に無垢材にこだわったり、不必要な材強度にこだわったりいたしません。

 十分な強度と耐力があれば、住宅のコストUPに繋がるようなこだわりは選択いたしません。、

一般的なイーナハウスの構造材は以下のとおりです

  • 兵庫県産檜4寸角柱
  • 兵庫県産杉4寸平角梁(巾330ミリ以下、長さ5m以下)
  • 赤松集成4寸平角梁(巾360ミリ以上、長さ6m以上)

 イーナハウスは柱はすべて、兵庫県産オール4寸角を使用しております。

 柱の太さ=断面積は大きいほど座屈=腰折れに強いのです。3.5寸が4寸になれば断面積は30%増しですが 座屈に対する強度は80%増しになります。

 それなら、4.5寸角や5寸角にすればもっと強いではないか、なぜそうしないのか? それは、家の広さつまり建築費に影響が出てくるからです。

 91cmモジュールの一般的な家の階段を考えた場合、建築基準法では、階段巾は最低75cm以上と規定されてます。この基準を満たすためには、4寸柱は910mmモジュールの範囲内でクリア出来ますが、5寸柱では基準を満たしませんし、4.5寸柱も手すりを付けることを考えれば狭くなり、建築面積を広げざる得ない結果となり、建築コストの増加につながります。

 また、同じ8帖でも4寸角住宅のの方が5寸住宅より広くなります。

よって、イーナハウスはオール4寸柱を使用しております。

 


 同じ厚さ巾の材料を比べると、杉の曲げ強度は、現在住宅で一般に梁材として使われている米松材の約80%です。

 だからといって杉材は梁材として不向きかと言うとそんなことはありません、普通に4mスパンの床梁材としては十分な強度を持っております。それに粘り強さの点では、米松材を上回っています。

 イーナハウスは梁材に杉自然乾燥材にこだわってます


 5mスパン以上になる大空間(たとえば5m×5m以上のリビング)の上の梁材として使うとなると、さすがに杉材では、強度が不足します。そこでイーナハウスではそんな場合には、赤松集成材を使用致します。

( 赤松集成材は強度の点では、米松材の150%有り、価格の点でも、材成30cm以上か長さ5m以上の材では米松より安くなります。)